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SEIGAKUIN UNIV Open Campus BLOG

7/20 オープンキャンパス人間福祉学科体験講義 [オープンキャンパス関連]

投稿日時:2009/09/09(水) 18:00rss

720日オープンキャンパス 人間福祉学科体験講義

 

「環境を整えることと自立を支えること ―社会福祉援助の視点から―」 山口 圭先生

 

 

720日のオープンキャパス、人間福祉学科の体験講義では山口先生が、「環境を整えることと自立を支えること ―社会福祉援助の視点から―」という話をしてくださいました。

 

 

はじめに、山口先生の紹介をしておきます。

 

 

山口 圭(やまぐち けい)

 

山口先生は、主に「社会福祉援助技術論A」や「社会福祉援助技術現場実習指導」などの科目を担当し、「社会福祉士」の養成を行っています。

 

 

では、さっそく講義の内容をご紹介します。

 

 

今回の講義ではまず、「社会福祉の仕事とは?」ということで、主に「社会福祉士」という職業と、その資格について話が進められました。

 

「社会福祉士」とは、日常生活を営む上で、身体上、精神上の障害、及び、環境上の理由によって生活がしづらくなった場合に、社会福祉援助を行う専門家のことなのです。

 

 

「生活のしづらさ」とは・・・

 

山口先生は、「生活のしづらさ」は、特定の人だけでなくて、最近ではいろいろな年齢層、また社会階層関係なく出てきている、と言っていました。たとえば、A:脳梗塞で倒れた人 B:脳性麻痺の人 C:虐待から保護されたケース などがそうです。

 

そして、この「生活のしづらさ」を解決する方法として①自助 ②共助(親族・近隣) ③公助 の3つがあります。最近では他人とのつながりが希薄になっていることなどが影響して、①、②が減ってきているそうです。

 

そこで、誰に相談するか・・・となった時に求められるのが「社会福祉士」なのです。

 

孤立してしまっている人に耳を傾け、原因を探り、解決できるように相談に乗り、話し合いに応じていくのが「社会福祉士」です。社会福祉士は、“見えづらい”(表に出ない)職業なのですが、最近では必要とされる場が増えてきた職業です。

 

 

環境を整え、自立を支える」

 

解決するために必要なのが、「つながりの再構築」です。ソーシャルイリュージョンによって、暖かい環境を作っていけるよう援助する。したがって、①その人を取り巻く暖かい環境のなかで、人は成長し、発達する、②環境を整備し、暖かい環境を創り出すことによって、人間の能力は高められ、成長や発展が期待できる、③「生活のしづらさ」を解決・緩和するには、環境の改善や支援態勢の整備が大切である、と先生は語っていました。

 

たとえば、最初に出てきたケースA(脳梗塞で倒れた人)の場合は、病院にいるソーシャルワーカー(社会福祉士)が、AさんやAさんの家族と、どのようなサービスを利用することによって、生活を立て直せるかということを話し合っていくのです。

 

つまり、「環境を整えながら、生活できるように援助していく」のが「社会福祉士」の仕事なのです。

 

 

先生の言葉から・・・

 

 

「社会福祉援助」は全ての人が利用できるものです。その際、利用者の「人権」を尊重し、「地域社会」を中心に福祉サービスを提供できるように働きかけていくことが大切です。昔は、それほど専門性を必要とされていませんでしたが、今は、多様なニーズを解決するための高い専門性をもったサービス提供が求められているので、「やさしさ」とか「思いやり」といった思いからの福祉だけではなく、専門職としての適切な価値、知識、技術が求められています、と山口先生は語っていました。

 

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