聖学院大学提供│携帯小説「虹色プリズム」
虹色プリズム☆第2話 [第一章「蒼夏の頃」]
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皆さんこんにちは☆
聖学院大学提供の携帯小説・第2話のお届けです(>_<)
毎週月・木曜日にお届けします☆
◆虹色プリズム
├第一章 蒼夏の頃
└第2話
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うわ、あいつ、またぼーっとしてるよ。黒木に怒られちゃうぞ。
「コラー、七尾!ちゃんと話きいてるかっ!?」ほら、怒られた…。
黒木の大きな声が部屋中に響き渡る。映研には珍しくなぜか体育会系の男。しかも部長。
「は、はぁ…」と七尾。
「今日は明日のロケハンの打ち合わせしてるんだぞ!ちゃんと聞いておけよ!!」
「は、はぁ…」と相変わらず間の抜けた返答。
黒木は諦めというか、やれやれ…っといった感じだ。
『クスクス。クスクス。』
いつも通りの黒木と七尾のやり取りに他の部員達は声を立てて笑っている。
映研はいつもこんな感じだ。私も笑いを堪えるのに精一杯。
でも、今日は七尾の雰囲気になんだか違和感を覚えた。
「まぁ、いい。とにかく皆もちゃんときいてくれ!」
黒木は明日の話を続けた…
・
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・
私は月森ひかり。高校3年生。

映画研究会に所属。主に脚本を担当している。
世間では夏休みたが、冬のコンクールに応募する映像制作の為、受験勉強の合間を縫って奔走中。
☆ ☆ ☆
やっと会えるね。
遠くで少女の声が聞こえた。
光で顔は見えない。
虹色に反射する光は、手で覆っても眩しくて。
ずっと…ずっと待ってるからね…
その声は懇願するような…なんだか切なさを感じた…
☆ ☆ ☆
「お兄ちゃ~ん、早く起きて」という声。すみれだ。
「うー…ワタクシ、まだ眠いでござる…」
「お兄ちゃんの携帯鳴ってるよ。今日は映研の人達と約束あったんじゃないの?」
すみれの声の近くで携帯の着信音が鳴っている。
「やばっ!」携帯のディスプレイには黒木部長の文字が…
「も…」
「七尾!何やってるんだ!!もう待ち合わせの時間過ぎてるぞ!!!」
「すみません!寝坊しました。すぐ行きます。すみません。」
怒りを含んだデカイ声に俺は一瞬で眠気が吹っ飛んだ。この時俺は、夢の事なんか忘れて皆の待っている集合場所に急いだ…。
次回は、7月21日に公開します!
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