【The 聖学院物語】 パンフレットには載っていない物語を掲載
政治経済学部20周年記念講演会 by M.L.K. [学校生活]
タイトルの通り、昨日11月26日に本学で記念講演会が開かれました。
講演者はなんとあの有名な、東京大学大学院教授 姜 尚中(カン サンジュン)先生と同じく東京大学名誉教授の奥平 康弘先生の御二方。
姜先生と言えば新聞やテレビでよく目にするとても有名な教授ですね。最近ではよく久米宏の番組でよく見かけます。
私、個人としても姜先生はいつも冷静に的確な指摘をなさっていて、とても尊敬できる方だな~と思っていました。
そんな方が本学で講演すると聞き、私はもちろん参加しました。

それで講演内容は、「アメリカとは何か」といったタイトルでお二方ともご意見を述べていました。
まず姜先生ですが、姜先生はアメリカという国を「Extreme(極端)」といったキーワードを挙げて、貧富の差、近代資本主義のはじまりと終わり、帝国主義と人種主義などといったように、アメリカはどんなことも二極端であると特徴づけていました。
さらにタイムリーな話題である金融危機やオバマ次期大統領にも触れ、オバマ候補が当選したことの意味をアメリカの選挙革命という伝統の再生として高く評価し、金融危機などに代表される今後の厳しい問題に対処することの期待を語られていました。
次に奥平先生ですが、アメリカ憲法学者でおられる先生ならではの法律面からの切り口でアメリカを「Double Standard(二つの基準)」といったキーワードを使い語られました。
奥平先生は、自らのアメリカ留学の実体験(1959~61)から、戦後世界の超大国となったアメリカの中に人種差別といった相反する制度を見て、アメリカには、先ほどの「Double Standard」という二つの側面があることに気付いたそうです。
しかし時代は進み、先生が二回目のアメリカ留学をされた時(1974年ころ)には、キング牧師が指揮した公民権運動も終わり、以前から比べ大きな変化を遂げたことを先生は感じ、「Double Standard」の統一化が進んだと思うようになった。
そして今のアメリカは「合州国」ではなく「合衆国」であり、The United States of Americaの"States"(州)よりも"United"(統合)の方に重点を置くようになり、
その結果が今年のアメリカ大統領選挙ででオバマ候補が当選しことであるとのことでした。
お二方両方の意見を聞き私もなるほどな~と思い、今年2008年という年の歴史的意味においての重要性を改めて実感しました。さらに、「アメリカとは何か」といった漠然とした非常に難しいテーマにも関わらず、ズバッと的確な意見を述べられたお二人に、これからアメリカ研究をしていく者として、ただただ尊敬を覚え、そしてそんな先生方に対し憧れがとても強く湧きましたね~。
あっそれと姜先生には今ベストセラーとなっている本「悩む力」にサインをもらっちゃいました!!!

とても優しいお方でしたね!
これからも本学ではまだいくつか講演会はあります。
一般の方も参加無料なので、機会があったら皆さんもぜひ参加してください。
とても勉強になりますよ~~~!!!
ではでは、今回も勝手に言いたいことを言ったM.L.K.でした。
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