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SEIGAKUIN UNIV Open Campus BLOG

8/3 日本文化学科 体験授業報告 「中国の妖怪・日本の妖怪」 [オープンキャンパスの報告]

投稿日時:2013/09/12(木) 10:55

  8月3日(土)、オープンキャンパスの体験授業の時間に三回に分けて、日本文化学科濱田(かん)准教授「中国の妖怪・日本の妖怪」についてお話ししていただきました。
 受験生や保護者計52人が参加し、濱田准教授の話に耳を傾けました。

 
 体験授業は三部構成になっており、順に中国の妖怪の姿を概観し、日本の妖怪、特に「おに」について考察、最後に「妖怪の饗宴(きょうえん)」について話されました。
 
 第一部では、中国では妖怪は世界観であり、本来普通の物体が、内と外のバランスが崩れると妖怪になるといわれています。例えば本が一冊あるとして、その本には形としての「本」と、その本の内に充実している「気」としての「本」があると考えます。この「気」のバランスが壊れると、外形としての「本」も変形を遂げ、「本」の妖怪となる、ということになります。

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 第二部では、「鬼」という字を分解すると「頭蓋骨」「足」「陰気」と分けられ、中国では「陰(
(はく))」「陽((こん))」の世界観があるのだと説明されました。
 一方、日本の鬼は「
(おん)に(物の怪)」から来ています。物の怪は日本人にとって見えないため怖いものであると語られました。
 
 そして第三部では、日本で平安時代から伝わる「百鬼夜行の世界」について話されました。これは百の妖怪が夜に徘徊し、人間に出くわしてしまうというもので、その回数は毎月三回あると言います。また日本では鬼や悪霊を神様として讃える風習があると語られました。
 濱田准教授は最後に、百鬼夜行にあってしまったら、「加多志波……」という長い呪文を唱えると良いと言われている、と締めくくりました。

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 第一部から第三部を通して、妖怪という恐れられるものを扱っているにも関わらず、教室に笑いが絶えない体験授業となりました。


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