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SEIGAKUIN UNIV Open Campus BLOG

10/12開催 日本文化学科オープンキャンパス体験授業 「文学と思想―夏目漱石の「個人主義」をめぐって―」 [オープンキャンパス関連]

投稿日時:2013/11/19(火) 16:36

10/12開催 日本文化学科オープンキャンパス体験授業
「文学と思想―夏目漱石の「個人主義」をめぐって―」


10月12日(土)、オープンキャンパスの体験授業の時間に、日本文化学科の清水正之先生に「文学と思想―夏目漱石の「個人主義」をめぐって―」についてお話ししていただきました。


        日本文化学科 清水正之先生

体験授業では、夏目漱石が1914年(大正3年)学習院輔仁会で行われた「私の個人主義」と題される講演に示される漱石の考え方とその背景を考えることが目的でした。

まず、講義では、夏目漱石の簡単な経歴から紹介がされました。

漱石は、東京帝国大学で英文科を専攻しました。その後、松山中学に赴任したことが『坊っちゃん』に影響を与えたといいます。当時漱石は何度も「東京へ帰りたい」と言いつつも赴任中、俳句を720句作りました。

その後は熊本高等学校を経て、イギリス留学をし、東京帝国大学で講師をしました。当時大学の講師は相当位の高い地位でした。その身分を捨て、漱石は、当時社会的には決して高く評価されていなかった新聞社(朝日新聞社)に入社し、職業作家としての歩みを始めます。



  夏目漱石の人生や人間関係について講義されました

漱石は、幼年期からのその半生の中で、人と人との関係のむずかしさをひしひしと感じとります。

漱石は、1914(大正3)年の講演の中で、「自分の個性(鉱脈)を掘り当てなければ、一生ふらふらして生きることになる」ということを説いています。

漱石の文学には、漱石の体験してきた人間関係への洞察、その思想を知ることで、その文学の読み方にも、異なる側面からの手掛かりが得られることになる、と清水先生は締めくくられました。


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