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【The 聖学院物語】 パンフレットには載っていない物語を掲載 ブログテーマ:卒業生

卒業生が姜尚中先生の小説『心』をレビュー【その2】

[卒業生] 投稿日時:2013/05/20(月) 18:00

【その1】に引き続き、聖学院大学全学教授 姜尚中先生が執筆された小説『心』について、卒業生で作家の木村綾由子さんからのレビューをご紹介いたします。

姜尚中先生の小説『心』レビュー【その1】は こちら から


姜尚中『心』レビュー② 真剣に考えさせられる作品

テーマは非常に重い。
しかし、それを手紙やメールというツールを使って物語に広がりを持たせているので、スムーズに読めます。

登場人物が実に個性的で、メールの文章の中からはっきりとキャラクターが3Dのように浮かび上がってきます。
特に、主要人物の直広、与次郎、萌子は手に取るように、その人物像が頭に思い浮かぶのです。

しかし、震災後の描写や主人公の直広が遺体を引き上げる描写などは心を締めつけ、喉の奥が熱く詰まるような感覚に襲われました。
その描写があってこそ、本書のテーマが引き立つ。そして、直広が「死」についてある回答を出したとき、心に穏やかさが戻り、喉の奥にも冷たい息が通るようになり、つっかえがとれます。

最後まで読んでいくと、何故、「心」というタイトルでなければならなかったのかがわかります。
読み終えた後、深く「生」について「自分」について考えたくなる本です。
この本を読むときは是非、用事は全て終わらせて、後は寝るだけ、という段階で一気に読んでもらいたい、そんな本です。
真剣に「生」「死」「自」について思いをめぐらせながら眠りに落ちるのも、たまにはいいものです。
それでは、「末永く、元気で」


■参考
姜尚中著『心』 amazonサイトは こちら から



 

卒業生が姜尚中先生の小説『心』をレビュー【その1】

[卒業生] 投稿日時:2013/05/20(月) 17:46

2013年4月に刊行された、聖学院大学全学教授 姜尚中先生が執筆された小説『心』について、欧米文化学科卒業生で、2012年に作家としてデビューした木村綾由子さんから、レビューを寄せていただきました。ご紹介いたします。

木村綾由子:
2010年3月、聖学院大学人文学部欧米文化学科卒業。
自身の体験を基にした小説『ミゼラブル』文芸社 (2012)でデビュー。


姜尚中『心』レビュー① 誰にでも生きる意味はある

確か大学2年の夏からだったと思うけれど、大学のリトリート(学生や教職員が集まり、テーマに沿って話し合う会)に参加しました。
そこでは、あるテーマに沿って班ごとに話し合い、意見を交換し合い、私はそこで感じた感情を、再び本作品で蘇らせることが出来ました。

あるテーマとは「死」、「孤独」、「自分」……。
決められたテーマ自体にはその言葉は入っていなくても、そのようなことを沢山話し、そして同級生、先輩、後輩、人生の諸先輩方から聞くことが出来たのです。それは私の貴重な体験になりました。
「死」、「孤独」、「自分」。
それについて深く考えさせるストーリーがこの作品には詰まっています。
自分は何者かについて、また友人や恋について考える主人公直広の真面目さに心を打たれ、さらに青春とはその一瞬しかないものだと、感慨深い気持ちになります。

この小説では、沢山の言葉に胸を打たれました。
中でも私が最も心を揺さぶられた言葉は、直広の「もしかしたら自分は間違っているのかもしれない、だとしたらどこが間違ったんだろうという疑問を常に抱きながら生きていく」という言葉。
それは私の中にあった思春期のような悶々とした不安を少し安らかに、そして強固なものにしてくれました。
誰にでも、生きる意味はある、と。


レビュー【その2】は こちら から


■参考
姜尚中著『心』 amazonサイトは こちら から

 

【人間福祉学科卒業生インタビュー】「社会福祉を学び高齢者福祉の仕事に」

[卒業生] 投稿日時:2011/02/23(水) 15:20

人間福祉学科の卒業生よりメッセージが届きました!
ここにご紹介します。


晝間愉美子さん
ジャパンケアサービスグループ ハートぱすてる勤務
2011年卒業









社会福祉を学び高齢者福祉の仕事に

 東京の下町で生まれ育った私は、家業のお店の関係で、小さい頃から高齢者の方と接する機会が多くありました。お年寄に親しみを感じ、お話をすることが楽しく、また、小学生の頃に高齢者施設でボランティアの演奏をして、とても喜んでもらえたことがうれしくて、中学生になると、漠然と高齢者福祉の仕事がしたいと考えるようになりました。進学した高校には社会福祉コースがありましたが、私は違うコースだったので、うらやましい気持ちで見ていたんです。だから、ぜひ大学では社会福祉を学び、福祉の分野で長く仕事を続けていけるしっかりした土台をつくるためにも、社会福祉士の資格を取りたいと思っていました。

 志望大の中で、聖学院大学は社会福祉士の国家試験合格のためのサポートが最も充実していると感じられたこと、小規模なキャンパスで落ち着いて勉強できそうな環境だったこと、少人数教育が自分には合っていると感じられたことから入学を決めました。

あたたかな人間関係と学生への手厚いサポート

 現在は、ジャパンケアサービスグループのハートぱすてるという訪問介護事業所で毎日楽しく働いています。人と人とが顔の見える近さで関わり、先生方や仲間たちとあたたかな関係を築きながら、この大学で社会福祉を学ぶことができて、本当によかったと感じています。高齢者福祉論のゼミでは、興味のある分野に真剣に取り組みましたが、厳しくも熱心な指導の下で、充実感を味わいながら鍛えていただけたことに感謝しています。

人間福祉学科卒業生のご紹介【その2】

[卒業生] 投稿日時:2010/12/06(月) 12:50

人間福祉学科卒業生のご紹介、2人目は・・・

小林真奈美さんです。

小林さんは、2008年3月、人間福祉学科卒業後、
茨城県立友部病院で、精神保健福祉士 として勤務されています。


【小林さんからのメッセージ】

『なんでも話せる大学の友人が心の支えです 

現在は、訪問看護業務の担当として、患者さんのご自宅や施設などに訪問し、体調や生活状況の確認や家族・社会復帰施設などとの連絡調整をしています。

大学の友人とは現在でも交流があり、お互いのプライベートや仕事の相談をしています。卒業してからは住む場所もバラバラになってしまいましたが、なんでも話せる仲間がいるということが大きな心の支えになっています。

精神保健福祉士の受験勉強は、頑張っている友達と一緒にいると、挫けそうになってもお互いに励ましあえますよ。早い時期から少しずつコツコツと勉強し、何度も繰り返すことが大事です!やればやるだけの結果が返ってくると思います。 

人間福祉学科卒業生のご紹介【その1】

[卒業生] 投稿日時:2010/12/06(月) 12:29

人間福祉学科を卒業し、それぞれの現場で働く方をご紹介します。
まず1人目は・・・

片岡陽香さんです。



片岡さんは、2009年3月、人間福祉学科卒業後、
品川総合福祉センター心身障害者福祉会館生活支援員として勤務されています。


【片岡さんからのメッセージ】

『利用者の方々に寄りそって、いろいろなことを共有したい』

いま、重症心身障害者の方のそばで働いています。主に身の回りのお世話や、散歩や音楽活動、運動などの日中プログラムの提供をしています。この仕事を目指したのは、大学時代に行っていた知的障害者のグループホームでのアルバイトがきっかけです。

いつも私の方がご利用者からたくさんの暖かい気持ちをもらい励まされていました。この方々に寄りそっていろいろなことを共有したいと思い福祉施設で働く決意をしました。

聖学院大学の部活動を通して学んだ「仲間を認めて愛すること」が、職場でも大事なことと痛感しています。 




 

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